固城半島の南端にある統営市は、三面が海に囲まれており、41の有人島と110の無人島からなる慶南の代表的な島嶼（とうしょ）地域です。 統営港は、閑麗海上国立公園 の東側の関門で、韓国一の美港として知られています。 統営市の代表的な産業は水産業で、三面が海に囲まれているため、南海海上交通と水産業の拠点都市となっています。 統営はリアス式海岸の清浄な海域で、多種多様な魚に恵まれていて、養殖漁業の最適地であります。 統営の特産物はカタクチイワシで、清浄な海域では延縄垂下式牡養殖とハイガイ養殖、そしてウナギ漁業が盛んに行われています。
統営は昔から身分の差別が少なかった所だったので、都庁に納品する工房工芸、建築、土木関係の事務を担当する役所が発達し、多くの名匠がいました。 統営かつて昔、成人男性がかぶった馬のたてがみや尾などで作った冠、統営筆筒、統営お膳などは全国的に名声を博していて、螺鈿漆器も統営由來のものです。 統営の観光資源としては、1968年に国から指定された閑麗海上国立公園と弥勒島（ミルックト）一周道路などがあり、ここでは清らかな海が一望できます。 最近、道南観光地が開発され、南海岸の最高の観光地として発展しています。
