この江は下流地方では傾斜が緩やかで(下流の傾斜1:10,000)雨期には氾濫し、沈水被害が多かったが、1969年と1976年の南江ダム、安東ダムの完成により水害は減少した。
本道全体地域に広がっている河岸推積平野と各河川支流の浸蝕谷の地域が主要生産地帯を形成している。
西部山間地は本道で一番険しい地域で小白山脈上の智異山(1,915m)、徳裕山(1,614m)、白雲山(1,279m)など高峰がつながり、特に智異山周辺は一番険峻である。
各山間地帯には多くの盆地があり、その地方の中心的な生産地帯を形成している。
東海岸は蔚山湾を除外すれば一般的に単調で急斜面の岩石海岸をなし、島嶼は少ない。 南海岸はリアス式海岸で多島海であり、様々な大きなの半島、 湾、岬などが多い。
特に、統営(トンヨン)を中心とする閑麗水道(ハンリョスド)一帯 は忠武公の戦勝地であると同時に観光地として海上国立公園に指定されている。
本道は韓半島(朝鮮半島)の東南端に位置し、南側は海に接し、北西側は高い山脈が横たわって冬の冷たい西北風を防ぐので、気候は韓国で一番温暖である。
本道の1月平均気温は2.5度程度、8月は25.3度程度である。年間降水量は1,500mm程度で、地域によりその差は比較的に大きい。