晋州市は三韓時代には弁韓の一部に属していたが、伽耶時代と統一新羅時代を経って、高麗成宗2年983年に全国12牧の一つである晋州牧となった。 朝鮮高宗元年1896年には、全国が13道に改編され、晋州は1925年に慶尚南道の道庁が釜山に移転するまで、慶尚南道の都庁所在地でした。 その後、晋州郡、晋州邑と呼ばれてきた晋州は、1939年晋州郡は晋陽郡に、晋州邑は晋州府に改称され、さらに1949年に晋州府は晋州市に昇格することになる。
このようにいろんな名称で呼ばれてきた晋州は、1995年、都農複合形態の市の設置等に関する法律により、晋州市と晋陽郡を統合して、新たな晋州市に変貌し、現在に至っている。 晋州は都農複合形態の市なので、他の地域に比べて農業の比重が高い地域であります。 肥沃な土質と程よい気候、そして、先進営農技術を基に、韓国内では初めて施設園 芸を行った農業技術の都市である。 農業特産品としては、全国最高品質の晋州梨と甘柿をはじめ、キュウリ、苺、トウガラシ、スイカ、ピーマン、パプリカ、カボチャなどの園芸作物を生産し、日本や東南アジアなどに輸出しています。 晋州は交通の要地でもあります。 南海高速道路と大田・晋州高速道路が交差して いて、さらに国道2号線、３号線、33号線と泗川空港が、慶全線の鉄道などにより、嶺 ・湖南と中・南部地域が繋がっています。 そして晋州は西部慶南の商業の中心であります。 教育、文化都市という特性のためにサービス産業の比重が比較的高い地域だと言えます。 そのため晋州は、これから産業構造を改革しようとしています。 地域の条件と潜在力を 最大限に活用して、観光、物流、流通などの高付加価値産業と、生命工学、宇宙航空などの研究中心の都市へと成長と変化を成し遂げようとしています。 またシルクと農産物加工産業を地域特化産業として集中的に育成しています。
