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通度寺聖宝博物館
通度寺聖宝博物館は、寺で長い間伝来してきている文化財を保存・展示し、またこれらの体系的な研究を通じて一般の人々の仏教文化に対する正しい理解を深めてもらおうと、1999年4月に開館することになりました。現在博物館が所蔵している遺物は、仏教文化財を中心に国家指定の国宝1点と宝物17点をはじめ、地方有形文化財39点を含む約3万点になります。これらの詳細を見ると、先史時代から近代に至るまでの各時代別、類形別に多様な物がそろっています。所蔵遺物の一番大きな特徴として、600点余りの仏教絵画をあげることができます。これら仏画は下書きの初本をはじめ、小型写經変相図から、高さが13mの超大型掛仏(壁に掛けるように製作した仏画)に至るまで、多様なジャンルで構成されています。これは国内の博物館だけでなく、世界の博物館の中でも、最も豊かな資料を所蔵していると認められています。よって、通度寺聖宝博物館は、これら仏教絵画を中心に展示室を運営することから、韓国内で唯一の仏教絵画専門博物館だということができます。
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