智異山の澄んだ谷の下、きれいな水と岩が調和を成している山清の鏡湖江。 山清の代表的な味もこの鏡湖江から始まりますが、鏡湖江の健康さがそのまま込められている味、山清の魚の汁ソーメンを味わいに行って見ましょうか。
ドジョウ、フナ、ナマズ、シナケツギョなど、鏡湖江のきれいな水の中からその日に捕れた淡水魚が、オタンクッス（魚の汁ソーメン）の材料になります。その一杯に栄養がたっぷり含まれるように、渾身の力と真心を込めています
まず新鮮な淡水魚をコムタン（牛肉や内臓を長時間煮込んだスープ）を作るようにじっくり煮込み、残った骨は取り除きます。白濁色の魚の汁にピリッと辛い味を加え、生臭さを取り除く辛い合わせ調味料を加えます。それに色々な野菜とソーメンを加えると出来上がり！
「オタンはまず新鮮な魚を使用することが大事です。２時間ほど真心を込めてじっくり煮込むことで、魚のカルシウムや栄養素がスープに溶け込み、より深みのある味になります。
メウンタン（辛いスープ）より味が濃く、コムタンより深みのある味！ここに喉ごしが良い柔らかいソーメンまで、気軽に食べられる一杯の滋養強壮食が食べたい時にぴったりの食べ物です。
力がなく、食欲がない時、一杯のオタンを食べると、体中に力が漲ります。体と心が丈夫になるような感じの味、それがまさにオタンクッスです。
春にこの料理を食べなければ、夏を上手に越すことができません。濃い味の中にさっぱりさが共存するこの味は、山清でのみ味わうことができる珍味の中の珍味です。健康になるオタンを召し上がりに山清にいらしてください！」