青い海と閑麗海上の観光が共存する泗川には、海を囲むようにぐるりと回る観光地が特に多いですが、美しい昌善と三千浦大橋、その美しさに目が眩むという実安夕焼け、また春になると桜の花と調和を成す船津里城など、泗川の目の前の海がくれるプレゼントはただ見るだけでは終わりません。
泗川元祖ムルフェは新鮮なお魚の刺身と色々な種類の野菜、ピリッと辛いコチュジャンと冷たい氷が調和を成す夏の代表的な珍味料理で、魚が豊富な地域でのみ発達する珍味の中の珍味です。ムルフェの旨みとさっぱりした味なので、全国的に人気の高い料理です。
毎日、その日に捕れる新鮮な刺身の材料を適当な大きさに切り、キュウリ、サニーレタス、ニンジンなどの野菜も食べやすく切って準備しておきます。たっぷりの刺身の材料に甘酸っぱいコチュジャンと氷を入れます。そこに準備しておいた野菜を加えると、頭のてっぺんからつま先まで涼しくなる泗川風ムルフェが出来上がります。
泗川のムルフェは42年の伝統を誇ります。お袋の手の味と真心が篭ったコチュジャンと 冷たい氷肉汁で味を出します。果物、野菜、海産物が調和を成していて、四季を通じて愛される特別な味の食べ物です。
ゴリゴリした刺身の味も最高ですが、氷が浮いている 冷たい肉汁もその味が甘酸っぱい味でありながらもさっぱりしているので、朝の二日酔いにぴったりの食べ物です。仄かな磯の香りが漂う一杯の元祖ムルフェ！海そのものの味を丸ごと味合うといっても過言ではありません。 雑に作るようであるが、 冷たく淡白な味が最高の元祖ムルフェ。水に惹かれるまま、味に惹かれるまま、一杯のムルフェ、いかがでしょうか？
冷たい氷肉汁、しゃきしゃきした梨と色々なな野菜が調和を成している泗川の珍味であるムルフェを召し上がりに泗川にいらしてください。